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ファンドマネージャー |
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解説 |
ファンドを運営する専門家のこと。ファンドとは投資家から集められたお金をひとつにまとめたもので、投資信託や年金などがこれにあたる。これらファンドを投資家の代わりに運用し、どの株式や債権あるいは不動産物件などに投資するかを決定するのがファンドマネージャーの仕事である。
投資によって得られた利益(分配金という)は、投資額に応じて投資家に分配される。ファンドマネージャーの仕事においては、投資信託の運用について確かな情報を得る必要が生じてくるので、その環境を支えるためにはそれぞれの専門家が必要である。経済全体の動きを読み、ファンドマネージャーの意思決定をサポートするエコノミスト、特定の業界や企業についての情報を提供するアナリストなどとともに、ファンドマネージャーの仕事がある。
実際の投資は、2、3年、ときには5年もの長い目で行われることが多いので、経済や企業の将来性を評価することが仕事の上で大きなウエイトを占めており、また情報公開も重要な仕事で、投資家に対して、今後どのような運用を行っていくのか、どれだけの投資をするのかなどの報告も怠ってはならない。 |
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