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登記記録 |
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解説 |
表示に関する登記、権利に関する登記について、一筆の土地、一個の建物ごとに作成される電磁的記録のこと(不動産登記法2条5号)。
紙の登記簿においては、一つの不動産には一登記用紙を備えることとされているので、登記に関する記録は、物理的にも一不動産ごとにまとめられて存在している。これに対し、登記が電磁的に記録される場合には、紙の世界において一つの登記用紙上に記録されていた内容は、物理的には磁気媒体の部分に記録されているが、論理的には、一つの不動産を単位とする一つの情報のまとまりと観念することができる。
登記記録とは、このように電磁的に記録されている形式で存在する登記に関する記録の内容を、一つの不動産ごとに把握した概念といえる。 |
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