放置車両のクレーム!所有者の確認方法について

こんにちは。センチュリー21の渡邉です。

今回は自らが所有する敷地やアパートの駐車場に自動車が放置されてしまった場合、その撤去は結構厄介な問題です。自動車は大きくて場所をとりますが、勝手に移動させて他の場所に置いてきたり、処分したりする行為は自力救済行為にあたり、違法であり、法的に許されないからです。

放置自動車を合法的に処分するとしたら、手間暇やコストがかかりますが、今回は、放置自動車の対処法について解説させていただきます。

放置自動車が、駐車場の入口や建物への出入り口を塞ぐような形で駐められていて人や車の通行の妨げになる場合、同じ敷地内の邪魔にならない場所に少し移動させるくらいのことは、放置自動車に実損害を生じさせるものではありませんし、緊急避難的に許されるかもしれません。

しかし、前に述べた通り、放置自動車を、勝手に移動して他の場所に置いてきたり、処分したりする行為は自力救済行為にあたり、法的に許されません。

ナンバープレートが外されていたり、窓ガラスが割られているなど放置自動車に不審な点がある場合には、まずは警察に通報するのがよいでしょう。警察の方で照会をし、盗難車両であるなど事件性がある場合には、レッカー移動してもらえる場合があります。

これに対し、単に私有地に無断駐車されているだけで事件性がない場合、それは民事的な問題に過ぎず、刑事的な問題ではありませんので、警察の方で、放置自動車を処理してくれるようなことはありません。

このような場合、敷地の所有者自らが対応しなければならず、まずは、放置自動車に、撤去を求める張り紙をして、数日間様子をみることになります。

しばらく様子をみて撤去されない場合、放置自動車の所有者を調べ、その所有者に撤去を求めることになります。放置自動車の所有者の確認方法は、放置自動車が普通自動車か、軽自動車かによって異なります。

●普通自動車の場合
普通自動車の場合には、最寄りの運輸支局で、「登録事項等証明書」を取り付けます。
登録事項等証明書の交付申請には、申請する人の身分証明書や取得手数料、放置自動車のナンバープレートの番号ほか、原則として、車台番号の下7桁の情報が必要になります。
車台番号は、ボンネットを開ければ確認することができますが、放置自動車について勝手にボンネットを開け車台番号を確認することはできないのが通常ですので、私有地における放置自動車については、放置されている場所や期間を明らかにし、放置されている場所の見取り図や写真を添付すれば、車台番号がわからなくても、登録事項等証明書の交付を受けることができます。

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