こんにちは、アクロスコーポレイションの高橋と申します。
今回のテーマは「単身世帯数は増加傾向」についてご紹介させて頂きます。
とある記事に日本の人口は2005年の1億2777万人をピークに減少に転じていると書いてありました。原因の一つは、日本の女性の出生率は、2008年には1.3人となり、2014年では1.4人と言われているからです。この数値は先進国の中で最も少ないグループに位置しているそうです。
ちなみに私は3人兄弟で、父親は5人兄弟です。一昔前は子だくさんだったんですね。
では、人口が減少に転じていく中、アパート・マンション経営にとって最も影響を与える賃貸を需要とする世帯数はどうなっているのでしょうか。世帯数は2015年の5048万世帯まで緩やかに増加、以降は減少に転じると予測されています。
この予測が正しければ、来年の2015年にあたります。
人口が減少傾向にあるにも関わらず、世帯数が増加傾向にあるのは、近年世帯規模が縮小し、未婚化・晩婚化・離婚の増加による「単身世帯」の増加や、「夫婦のみのディンクス世帯」・「一人っ子世帯」が増加しているらしい。夫婦と子が一緒に暮らす世帯は減少しており、単身で暮らす世帯は増加しているらしい。逆に、「子だくさん家族」、「三世代同居」などの大所帯は減少し、賃貸住宅に対する需要は、ワンルーム・1DK・1LDK・2DK・2LDKなど、30~60㎡程度の物件が中心となっているそうです。
そう考えてみると私の周りにも、独身で一人暮らしをしている友達や離婚をされた友達も多くみうけられます。弊社でも実際に業界歴の長い営業マンに話を聞くと大家族のお客様の来店は珍しいですし、少なくなったとおっしゃっていました。
現状を把握し周囲よりも早く市場のニーズに対応していかなければいけないと改めて感じました。少しでもオーナーさんとの会話がはずむよう、これからも勉強を欠かさずに行っていきたいと思います。