センチュリー21 管理課の田中です。
今回はマンションセキュリティーについてお話させて頂きます。
オートロックやカメラ付きインターホンなど、セキュリティがしっかりしたマンションでも、空き巣の被害は後を絶ちません。泥棒に狙われやすいマンションと、そうでないマンションには、どんな違いがあるのでしょうか?
●大型マンション
扉や窓、ベランダなど、同じような構造の住戸がそろっているため、泥棒にとっては一度にたくさんの犯行が可能です。
●賃貸マンション
独身の入居者が多い、日中は不在の部屋が多い、顔見知りが少なく大きな荷物を持ち出しても怪しまれない、などの理由から、犯行しやすい建物といえそうです。
さらにマンションの階数別被害率は、1階、2階に次いで、なんと6階以上が高いという結果が報告されています。侵入しやすく逃げやすいのが低層階ですが、実は高層階も狙われています。
警視庁の調査によると、やはり窓からの侵入が多いようです。上層階が狙われやすいのは、いったん外階段などで屋上に上がり、最上階の住戸のベランダから侵入するとみられています。
ではマンションにおける防犯対策は、いったいどうすればよいか例を挙げさせていただきます。
●窓からの侵入
補助錠が有効。ガラスのこじ破り、焼き破りなど、新手の手口にも効果的です。クレセント錠のほかに、上下2カ所に補助錠を設置するのがおすすめ。
●ドアからの侵入
ピッキングされにくいシリンダーに替えることや全国防犯協会連合会の認定を受けた「CP-C」錠などの耐ピッキング性能が高い鍵に付け替えることが効果的です。また、玄関扉に鍵を二つ付けるダブルロックなども侵入抑止に有効。
最近ではマンションに付いている古いシリンダーをピッキングされにくいシリンダーに替えてきています。
何かご質問があればいつでもご相談下さい。